心の苦しみを乗り越える最後の方法
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私がまだ、秋田県の実家に住んでいた時の体験談です。
当時、私は23才。
就職したばかりの会社になかなか慣れず、毎日疲れていたせいか、頻繁に金縛りにあうようになっていました。
しかし
「これは脳だけが起きている時に起こる現象!」
…と、無理やり自分を納得させ、寝苦しいまま再度眠りについて朝を迎え、恐怖心を紛らわす荒技で対応していました(笑)
ある日の夜中。
布団の中で仰向けになったまま(目を閉じたまま)目が覚めて…あ、胸が身体が重くなってきた…また金縛りだな…
いつもの事と思いましたが、その日は違いました。
いつもなら身体が動かなくなるだけでしたが、その日は…
目を閉じたままの状態にもかかわらず、身体の自由がきかなくなるのと同時進行で、部屋が徐々に暗くなっていくのを感じました。
もちろん夜中なので部屋は最初から真っ暗。
そこからまた暗くなるなんてあり得ません!
さらに、両耳も中耳炎になったように痛くなってきました。
そして世界の光が消滅したかのごとく、私の周りは尋常ではない、墨汁をこぼしたような『黒』に包まれました。
(なに?なに?私どうしたの?
金縛りなんて、医学的に証明されてるし!
疲れがたまっているだけ!怖くなんかない!)
心でつぶやきながら、思い切って目を開けてみました!
(ほーら!なんてことな……)
瞬間。
天井から、般若の形相をした女の人が降りてきました。
私は仰向け。
女の人はうつ伏せで、肩まである髪の毛が彼女の顔の輪郭をぼやけさせ、より、恐ろしい形相に見えます。
ゆっくり降りてくる女の人と目が合っていますが、私は恐怖から目を閉じられません。
そして女の人の顔と私の顔が重なり、身体が重なり…ズゥオオオという音をたてながら私の身体の中に入ってきました!
いやぁぁぁぁぁぁ!
身体が上から押さえつけられるような苦しみと、背中が下に引っ張られ、地獄へ引きずられるような感覚。
上下からの苦しみを感じながら、女の人は完全に私の中に入りました。
そのまま気を失い、気づくと朝…。
夕べの恐怖心がトラウマになり、次の日から他の部屋で寝るようになったら、金縛りはなくなりました。
私の部屋が霊の通り道だったのか、何なのか理由はわかりません。
それに私の身体に入ってきた女の人は一体…
謎は残りますが、あの部屋では二度と過ごしたくありません。
Mさんより

心の奥のモンスターとサヨナラして
苦しみを乗り越える最後の方法
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