私自身は非常にシックスセンスが鈍いので、
友人が山口に住んでいた時のお話をします。
彼女は小学生の時にお母様を病気で亡くし、中学生になった時に、お父様が再婚されました。
思春期に家族が大きく変化したので、悩みもあったそうです。
当時彼女は、そんな悩みを解消するのにスヒードを追究していたと言います。彼女曰く、暴走族じゃないからね、私は走り屋。純粋に走りを求めていただけよ、と。
そうして、どんどんスヒードを追求していたある日、その事故は起きました。
彼女はカーブを曲がりきれずに、車ごとガードレールを突き破って、崖下に向かって真っ逆さまに落ちていったそうです。
時間にして一瞬、ほんの数秒のことだったそうですが、
彼女はとても長い時間に感じたと言います。そして、その時に、たしかにお母さんの声を聞いたと言うのです。
まだだよ、まだこっちに来たらいかん、と。
次に彼女が目をさましたのは病院のベットの上だったそうですが、
乗っていた車は大破してしたのに、
彼女は奇跡的にかすり傷だけでした。
車から放り出された彼女が横たわっていたからだの回りには、ダッシュボードから出た御守りやお札が、彼女を取り囲むように落ちていたそうです。
彼女は亡くなったお母様が守ってくれたんだと信じて、それから走り屋を引退したそうです。
Oさんより