心の苦しみを乗り越える最後の方法
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「父の気配を感じた日々。」

心霊体験や恐怖体験とは違うかもしれませんが、不思議な体験をした時の事を書きます。

私は去年の10月に、父を亡くしました。

病死で最期は病院で亡くなったのですが、それまでの1ヶ月半近く、治療のために水の一滴も飲めず、話す事もできなくなっていたので(こちらの言ってる事は理解できている)、亡くなった時は悲しかったですが、「これでお父さんも楽になれたろうなぁ」という気持ちもありました。

お葬式と火葬を済ませ、四十九日までお骨は家に置くのがしきたりです。

我が家も、リビングに小さな祭壇を作って、四十九日まで毎日お線香をあげていました。

私は、自宅療養中のため、家に一日中います。

母が買い物に行くと、私は一人になるわけです。

ある日、母が病院に行ってほぼ半日家に一人の日がありました。

私は自室で本を読んでいたのですが、玄関で「カタン」とか「コトッ」という物音がするのです。

今までそんな事はなかったので、音がする度に「お母さん?」と聞いたのですが、もちろん帰ってきてはいません。

お昼ご飯にして、リビングで食べる時も、また人の気配と音が玄関でします。

結局、それは母が帰ってくるまで続きました。

その後も、一人で家にいると、玄関で人の気配と物音がすることが続きました。

恐怖感は全くなかったので、多分これは父だろうと思っていました。

そして四十九日法要と納骨式を終えると、人の気配と物音はなくなりました。

無事、あちらの世界に行けたんだなと安心しました。

しかし、今年の新盆、お盆に入った朝から、母はベランダで洗濯物干しをしている間中、リビングで人の気配がしてたと言い出しました。

「お盆だから、お父さん、気が早く帰ってきたんじゃないの?」と笑ってました。

そして、お盆が終わり、送り火を焚いた後、何となく家中がガラ〜ンとした印象を受け、「いなくなっちゃったな〜」という淋しさがありました。

姿は見えなくとも、亡くなった人の気配や物音は感じられるんだ、と、父がいない淋しさが少し紛れる気がしています。

全然怖い話じゃなくて、ごめんなさい!

心の奥のモンスターとサヨナラして
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