心の苦しみを乗り越える最後の方法
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『桃が食べたかったおじいちゃん』
怖さはそんなにない話なのですが、ある日、父が、仏壇に桃を供えるのを忘れました。 仏壇に手を合わせた後で、冷蔵庫を開けたら桃があるのを見たのですが、もう明日でいいや、と思ってそのまま寝たそうです。
同じ日に、たまたま叔母が(叔母の家にも仏壇はあって、おじいちゃんの位牌もあります)、買い物帰りに桃を売ってるのを見て、おじいちゃんのお供えに買って帰ろうかと思ったけど、荷物が重いから後日でいいや、と思って買わずに帰ったそうです。
その晩叔母が夢で、仏壇の中からおじいちゃんの声で「桃はどこじゃっ!」と聞こえた夢を見て、叔母は驚いて父に電話したら、父もたまたま同じ日に桃を供えなかったことが分かって、「仏壇の向こうは、霊界に通じてるのかな?」て二人で話したそうです。

私はその話を聞いて、そういえばおじいちゃん、桃が好きだったな、と思いました。 もっと大変な内容や、お告げみたいな内容の時に、先祖の声が聞こえた、という話は耳にしたことがありますが、「おじいちゃん、たかが桃でそんなに怒らなくても…」と思うと、笑けてきました。 でもおじいちゃんは、父や叔母のことを見てくれてるんだな、と思うと、怖いというより、少しほっこりする話です。

心の奥のモンスターとサヨナラして
苦しみを乗り越える最後の方法
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