私が中学生の時に実際に体験した心霊現象を紹介します。
私の実家は岡山県の田舎にあります。周りは田んぼばかりの静かな町です。
実家は家族五人暮らしで、私の自室は一つ下の妹と共同でした。
部屋の中には私と妹の勉強机がそれぞれ置いてあり、ベッドは二段ベッドで私は下を使っていました。
その日は学校でも特に変わったことは無く、家に帰った私は勉強机の椅子に学校のナップサックを置いて友達の家へ遊びにいきました。
二時間程で帰宅し、いつものようにご飯を食べてテレビを見たりしながら家族と話をし、お風呂へ入ってから自室へと戻りました。
私は勉強熱心ではなかったので、部屋へ入るなりベッドへ寝転びゲームをしたり本を読んだりしていました。
しばらくすると妹も戻って来てそれぞれ過ごしていましたが、お互い眠くなってきたので就寝しました。
私は一度寝ると朝まで目が覚めないのですが、なぜか夜中に目を覚ましました。
珍しいなと思いつつぼーっとしていると、なぜか椅子の上のナップサックに目がいきました。
すると突然
ジーーーーーーーーーーーー
というファスナーの音と共にゆっくりとナップサックが開き始めたのです。
驚いた私はベッドを叩き妹を起こし電気をつけてもらいました。それから朝まで眠ることが出来ませんでした。
夜が明けて明るくなってからようやくナップサックを確認に行くと、ちゃんと閉めていたはずのナップサックは半分くらい開いていました。
それからは怖くなり部屋へはナップサックを置かなくなりました。
もしあの時ナップサックが開くのを最後まで見てたら・・・
なにかもっと恐ろしい体験をしたかもしれません。
たいして怖い話ではないと思われるかもしれませんが、10年以上たった今でもあのナップサックが開く音が耳から離れないのです。