私は自分では覚えていないのですが、小さいときに霊や妖精が見えていて誰もいない方向に向かって話しかけたり手をふったりすることがよくあり不思議なことをよく言う子だったと母が言っていました。
そしてその中でも母が一番驚いたのが、私が外遊びをするたびに母に「コップにお水ちょうだい」と言ってきたことだそうです。
最初はお花に水やりをしているのかと思ったそうですが、ある日私が母に「ありがとうって言ってたよ」と言ったそうです。
誰がお礼を言っているのか聞くと、近所の家の玄関に女の子がいて毎日お水をちょうだいと言ってくるのでお水をあげていたらありがとうと言ってきたと答えたそうです。
不審に思い母が私と一緒にその場に行くと、その家はそのときには空き家になっているところで、女の子も見当たらなかったそうです。
私が大きくなるに連れてその子が現れなくなったのですが、その話を友達にしたところ、昔そこの家ではまだ幼い女の子が家に置き去りにされて死んでいたという事件があったそうで一時期噂になっていたそうです。
きっとその女の子はお腹がすいて喉もかわいていて私にそのことを知ってほしかったのかなと今でもその家の前を通ると思い出します。