これは、友達から聞いた話です。
友達は、山を切り崩して作った住宅地に住んでいるのですが、そこに変わったおばさんがいると言うのです。
何が変わっているのかと言うと、ある場所で交通事故で亡くなった子供の霊と、よく会話をしているのだそうです。
もちろん、そのおばさんは、精神的に病んでいるとかではありません。
でも、よくその事故現場で、「ああ、そう」、「それは良かったわね」などと独り言を言っているそうです。
友達が小さい頃から、そのおばさんはそこで独り言を言っていたそうで、友達が「誰と話してるの?」と聞いた事がありました。
すると、「ここで交通事故で亡くなった、〇〇さんの家の〇△ちゃんよ」と、ハッキリと言ったそうです。
友達は、その亡くなった子供を知っていました。
なので驚いて、「〇△ちゃん、そこにいるの?!」と聞いたところ、そのおばさんは、「そう、ずっとここにいて、おばさんに声をかけてくれるから、おしゃべりするの」と、さも当然のように答えられたそうです。
このおばさんの独り言は何年も続いきました。
成長した友達が、「〇△ちゃん、まだいるの?」と聞いた事があったそうです。
すると、そのおばさんの返事は、「いるよ。もう大分大きくなったわよ」というもの。
そうです。霊も成長するんだそうです。
その子供の家族には見えず、おばさんにだけ見える子供の霊の成長を、おばさんはずっと見守っているのだそうです。