私の母は若い頃、よく金縛りにあっていたそうです。
山口県の田舎に住む学生時代、友人宅から帰る時に、友人が時間も遅いからと近道を教えてくれたそうですが、なんとそれは墓場を通り抜ける道。嫌な感じをしたものの、夕暮れもあり、思い切って通ったそうです。
するとその晩、急に胸が苦しくなり、金縛りだと感じたものの、怖くて目を開けずに耐えていると、今度はさらに布団がめくり上がる感じでさらに息も苦しく、恐怖を感じながらもただひたすらに目は開けずに終わるのを待っていたそうです。

その後結婚をし、葬式行くと毎回ではないものの何度か金縛りはあっていたそうですが、私が産まれるとピタリとなくなったそうです。

しかし、幼少期の私が被写体になる写真には何度か心霊写真と思える写真がありました。撮るのは必ず母です。
家族旅行での写真に人がいるはずがない場所に女の子が映っていたり、そんな不思議な写真がよくありました。

私は幽霊は見た事はないのであまり気にも止めず、成人になり家を引越しした頃から、家にはもう一人誰か居るような気がしていたある日、深夜熟睡をしていると、部屋のドアを思いっきり叩かれる音で起こされ確認すると誰もいない。
また別の日は夢で幽霊に襲われ突風で息が苦しくてできず、なんとか目を覚まして起き上がれたものの動機はおさまらず、突風の生暖かさが肌に残りなんとも言えない後味の悪い夢の経験をしました。
私も結婚をし、その家を離れてからは怖い夢を見なくなりましたが、まるで母と同じ道をたどっているような気がしてなりません。