これは私が高校生の時に体験した出来事です。学校のすぐ近くにあるとあるトンネルで経験しました。
あれは東日本大震災の日の夜のことです。学校にいる時に地震にあったので家族が迎えに来るまで待っていました。私は姉が迎えに来てくれたのですがもう日が暮れ辺りは真っ暗になっていたのです。学校は海の近くだったため道路は瓦礫の山で通れないので車まで30分かけ歩きました。その途中にあるトンネルはいわくつきで夜に歩いたのは初めてでした。恐怖に耐えながら姉と手をつなぎ携帯のライトをつけ進んでいきます。いつもついている電気も切れていてトンネル内は真っ暗でした。不安になりながら歩いていると後ろに気配を感じて振り向くと男の人が歩いています。しかし体が透けているのです。気づかないふりをして歩くとだんだん近づいてきます。怖くなり急いでトンネルから出るとその男性はいなくなっていました。
そのトンネルは工事中に事故があり男性が亡くなっています。友人も男性の霊を見たことがあると言っていました。もしあの時追いつかれていたらと思うとゾッとします。経験した日が震災の日だったので余計に怖かったです。それ以来そのトンネルを夜歩いたことはありません。