祖母が住んでいる岩手県の山間の村で、私が小学3年の時に体験した話です。
その日は祖父の一周忌でみんなが集まっていました。無事法要を終え食事をしている時です。外に人影が見えたので出てみるとそこには亡くなった祖父の姿がありました。不思議に思っていると祖父が私の頭に触れます。その直後激しい頭痛がして気を失ってしまいました。そして夢を見たのです。それは頭痛の直後高い所から落ち、全身に痛みが走り動けなくなっているというでもでした。そして最後に祖父の声で「タバコが吸いたかった」と聞こえました。目が覚めると私を心配そうに集まった人が見ています。そして夢の話を全員にすると驚いていました。そしてタバコを吸うおじさんたちが全員タバコをお供えしてもう一度拝んでいました。
その後私はあの夢は祖父が亡くなった時のことだと気づきます。タバコが大好きだった祖父らしい最後の言葉だと思いました。きっと私の誕生日に亡くなったのと、一番親族で幼かったのが私ということもあり、私の言うことなら大人が信用してタバコがもらえると思っていたのかもしれません。その後祖父の姿を見たことはありません。しかし法要の時は必ずタバコをお供えするようになりました。