心の苦しみを乗り越える最後の方法
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私が進学した福岡県のとある女子大の寮にいたときの友人の体験談です。

その友人は講義のない日に部屋のベッドで仮眠を取っていたところ急に身体が金縛りのような状態になり身動きがとれなくなり、言葉を発することすらできなくなりました。

誰か、助けて。

部屋の造りは4人部屋で2段ベッドが2つあり、プライバシーを守る意味でのカーテンを閉めていたので当然誰も気づいてはくれませんでした。
後で訊くと他の子達は部屋にいなかったのでその友人の状況を知ることがなかったそうです。

心の中で精一杯助けを求めたものの身体はますます硬直して動けない状態は一向に解消しません。
するとベッドの壁側から何かざわざわとした音が聞こえてきたそうです。
最初は雑音とばかり思っていたそうですが、耳をすましていると性別も分からないような声で

「今だ…引っ張り込め…」

その声に友人はますます恐怖を感じてもうダメだと思った瞬間に気を失ってしまい、次に目覚めた時には身体が動けるようになり声も出るようになりましたが汗がびっしよりかいていて、あれが現実か夢かよく分からなくなったと話しました。

私達のいた寮というのが築30年近くのもので古びたもので、後から訊けば他の友達の部屋の机の裏側にお札が貼られていたりしていたので金縛りにあった友人の話は夢ではなかったと信じています。

それ以降、ベッドの本棚にお守りを置いて友達には異変もなく無事1年間の寮生活を過ごすことができました。

心の奥のモンスターとサヨナラして
苦しみを乗り越える最後の方法
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