お盆にバイト先であった怖い話

124 views
約 4 分
かなり「卑怯」な告白術
→ 【ビデオ】90日で告白を成功させる方法 ←

これは私のアルバイト先で一緒に働いている女の子が実際に体験したお話です。

彼女の名前は佳代。
黒髪ツインテールの可愛らしい女の子です。
まだ22歳だけど、ここで6年働いてる先輩です。

私と佳代は秋葉原にあるメイドリフレのお店で働いているのですが、リフレ店と言ってもずっとリフレ、つまりマッサージだけをしていれば良い訳ではありません。
マッサージの他に、大変な仕事がチラシ配りです。
予約が入っていれば別ですが、時間が空けばすぐにチラシ配りに行きます。
そして、この話はある年のお盆直前から始まります。

佳代はその日、お客さんがいない時間ができ、チラシ配りに出掛けていきました。
夏の暑い日差しの中、観光目当てで勝手に写真を撮ろうとする外国人やアニメグッツ目当てで、リフレに興味のない人が大勢通る中、チラシ配りを続けていた。

その時も、1人の男性がチラシを受け取って行きましたが、そのまま通り過ぎました。
「あぁ、またか。お客さん来ないな。暑いから早く戻りたいな。」
そんなことを思っていると、10分程して、先程チラシを受け取った男性が再びやって来て、再度チラシを手に取ります。
「おや?」と思ったけれど、今度はそのまま立ち去らずに、その場でチラシを読んでいました。

これはどうやら興味がありそうだと思い、内容を説明すると、店に来てくれるそうで、「よし、お客さんゲット。エアコンのある場所に戻れる。」と、心躍りながら店舗へ案内しました。

マッサージしながらお客さんと楽しく談笑するのもサービスのうち。
むしろ、そちらを目当てで来るお客さんも多く、その日はそのお客さんとたまたま波長があい、ついつい普段はあまりしない趣味の話をしてしまいました。

その普段しない話というのが、いわゆる怪談話やお化け屋敷が大好きだという話。
ホラーをテーマにしたお店でバイトしていることなども話しましたが、後から考えると、これがいけなかったのではないかと佳代は語ってくれました。

お客さんの名前は小宮さん。
数日後にも、まだお盆休みだと言って再び来店。
会話はとても弾みました。
小宮さんは、更にまた数日後にもやって来て、ついには翌日の予約も入れていくほど。
どうやら本当に気に入られたらしい。
小宮さんは、ホラートークに加えて、自分は既に死んでいるから彼女はいないなどと冗談言っていたが、暑い中チラシ配りをしなくていいことや歩合で給料が増えるのだから問題ない。

ことあるごとに会話に挿入される、「君の背中に髪の長い女の人が」とか、「自分はもう死んでいる」と言った冗談で怖がらせてくることも、まあ許せた。
基本ビビリなので、怖い話をされると泣きそうになる。

そんなある日、その日も小宮さんは予約を入れてくれていて、いつものように談笑とリフレ。
時間は既に夕方で、この日はもう一つのバイトも入っている為、リフレは小宮さんが最後、そんな話をすると、「じゃあ、そっちにも行こうかな」と。

来ないでとも言えず、「ありがとう。来て来て」と返事をしてしまった。
少しわざとらしかったかもしれないと思ったけれど小宮さんは気にしなかったよう。
それどころか「ならさ、そっちの店まで一緒に行かない?」そう、提案してきました。
正直に言って一緒に行く理由などありませんし、二人きりになどなりたくありませんでしたが、この時は、せっかく常連になってくれそうな人の機嫌を損なうのではないかと考えてしまい、OKしてしまいました。

メイド服から普段着に着替え、店から出ると、小宮さんが嬉しそうに待っていました。
夕方になって気温が下がったせいか、少し背中がゾクリとする。
それを誤魔化すように「お待たせ」と手をあげる。

地下鉄の駅まで歩き、階段を降りていると、再び背中がゾクリとする。
「ねえ、佳代ちゃん」、前を歩く小宮さんが突然立ち止まり、振り返りもせずに言う。
「どうして一緒に来てくれたの?」、確かに普段ならお客さんと外で待ち合わせなどありえない。
お客さんを逃したくなかったからなどとは言えるはずもなく。

「もしかして、何か言いたいことでもあった?ひょっとしておれのこと好きとか?」、まずい面倒くさいパターンだ。
「実はおれも好きなんだ」、音もなく振りかえって、そう言ったセリフにか、その表情にか違和感を覚え、背中がゾクリとする。
そして、気がついた、気がついてしまった。
先程違和感を感じた少し前、辺りに誰もいないことに。
周囲の状況、目の前の小宮さん、この猛烈な違和感の正体は何なのだろう。
「佳代ちゃん、おれと付き合おう。いいや、結婚しよう。」そう言って、どこからともなく、指輪が入ってあるであろう箱をスーっと取り出す。

いや、それは困る。
しかし、なぜか体はガタガタ震えて何も言えずにいると、小宮さんは指輪の箱をパカリと開ける。
そこには、指輪があった。
ピクピク痙攣する血だらけの指ごと箱に収められた指輪が。

自分で簡単にできるお祓い
→ サヨナラ・モンスター ←

何か感じましたか…?

0
125 views